WEB/システム/IT技術ブログ

WindowsでWSL2のプロセス「Vmmem」のメモリ使用量を制限する

Windows 10で、Docker Desktopで使ってるWSL2のプロセス「Vmmem」のメモリ使用量を制限する方法です。

WSL2を使うようになってから、ローカル開発環境にアクセスするのが重く、また、その度に私のロースペックノートPCのファンがフル回転します。。
高負荷の原因はロースペックだと考えていましたが、調べてみるとプロセス「Vmmem」を制御すれば改善しそうです。

ローカル環境で作業中に、タスクマネージャーを確認してみました。

Vmmemにより、メモリが4.5GBほど消費しています。作業を続けているとメモリ使用量は増え続け、時には全体の使用率が95%を超える場面もあります。

メモリ使用量制限方法

ファイル「C:\Users\username\.wslconfig」を設置する事で、Vmmemのメモリ使用量の上限を設定することができます。
今回は、以下のように記述することで、上限を1GBに設定します。

[wsl2]
memory=1GB

設定を反映するために、WSL2を再起動します。コマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを実行します。

> wsl --shutdown

すると、WSL2を再起動する旨のポップが表示されるので「Restart」ボタンをクリックします。

対策は以上です。

それ以降、しばらく使い続けてますが、メモリは1GBを超える事はなく、ファンが大きな音を立てることもなくなりました。

ただノートPCの処理は重いまま、さすがに古すぎるかな。。買い替え検討します。。

B!

Comment

コメントはありません

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Monthly Archives