WEB/システム/IT技術ブログ

DockerでphpMyAdminの環境を構築し、DBに10M程度のデータをインポートしようとしたのですが、以下のエラーが発生しました。

Warning: POST Content-Length of xxxxxxx bytes exceeds the limit of xxxxxxx bytes in Unknown on line 0

アップロードしようとしたファイル容量が、PHP設定の上限を超えてるようです。

この場合、PHPの以下の設定項目を調整すればよいのですが、、

  • memory_limit
  • post_max_size
  • upload_max_filesize

過去記事を参考にphp.iniを設置してみますが、なかなかコンテナに設定が反映されません。
phpMyAdminなどPHPシステムで扱えるファイルの最大サイズを変更する

Windows 10 HomeにDocker Desktopをインストールします。

過去の記事にも書きましたが、WindowsにDockerをインストールするには、以下のシステム要件を満たす必要があります。
Windows Subsystem for Linux 2(WSL 2)をインストールしてみる

  • Windows 10のバージョンが2004以上
  • WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)がインストール済み
  • CPUが仮想化に対応していること

ちなみに、今回検証した環境は、Windows 10 Home バージョン21H1です。

Docker Desktopをインストール

以下のページの「Docker Desktop for Windows」をクリックして、インストーラー「Docker Desktop Installer.exe」をダウンロードします。
Install Docker Desktop on Windows | Docker Documentation

ダウンロードしたファイルをクリックして、インストールを実行します。
インストールは簡単で、細かいオプション選択などはありません。
ダウンロードとインストールには少々時間がかかります。私の場合、5分ほどかかりました。また、インストールにはOSの再起動が必要です。

以下の画面が表示されて、インストール完了です。

最近の世界情勢の影響なのかスパムが多くなった気がするので、reCAPTCHAを使ってフォームのスパム対策を実装してみます。

reCAPTCHAとはGoogleが提供するスパム対策サービスです。
reCAPTCHA  |  Google Developers

お問い合わせフォームや、会員登録フォームなどに設置される「私はロボットではありません」チェックボックスや、9枚ほど画像が表示されて「この中から車の画像を全て選択してください」というやつですね。
これらはreCAPTCHA v2で、ユーザの操作や判断の手間が1つ増えることになります。人によっては、この手間が不快に感じる方もいらっしゃるはずです。コンバージョン率低下の懸念がありますね。
それに対して、reCAPTCHA v3はプログラム側(AI)でスパムかどうかを判断するので、ユーザへの影響はほとんどありません。

サイト登録

Goolgeアカウントでサインインした状態で、以下のページにアクセスします。
reCAPTCHA
メニュー「v3 Admin Console」をクリックして、サイトを登録します。

  • ラベルには任意で分かりやすいラベル名をセットします
  • reCAPTCHAタイプは「reCAPTCHA v3」を選択します
  • ドメインにはAPIを使用するドメインをセットします。ローカルで開発、テストなどする場合は「localhost」も有効です。

利用条件に同意して送信します。送信時に発行される「サイトキー」と「シークレットキー」を控えておきます。

Windows 10 HomeにWindows Subsystem for Linux 2(WSL 2)をインストールしてみます。

ここ数年、Dockerに興味があるのですが、Windows 10 Homeにインストールできない状況にやきもきしていました。
手元にはWindows 10 Homeしかなかったので、DockerのためにProfessinalにアップグレードするか、Macを導入するかなど、悩んでいました。
しかし、ここ最近、WindowsのアップデートとWSL 2の技術により、HomeでもDockerが導入できるようになったという情報を見かけるようになったので、チャレンジしたいと思います。

条件と準備

まず、OSの条件として、Windows 10 64bit版で、バージョンが1903以上、ビルド18362以上である必要があります。
私の場合、バージョンが21H1、ビルドが19043と条件は満たしています。

次に、CPUが仮想化に対応していて、かつ、有効にになってる必要があります。
タスクマネージャーを開き、タグ「パフォーマンス」⇒「CPU」の「仮想化」が「有効」になっていればOKです。以下、私の環境です。

さらに、Windows 10 HomeにWSLをインストール済みを前提とします。過去記事はこちら
Windows Subsystem for Linux(WSL)をインストールしてみる

WSL 2のインストール

以下のページの「WSL2 Linux kernel update package for x64 machines」をクリックして、ファイル「wsl_update_x64.msi」をダウンロードします。
Manual installation steps for older versions of WSL | Microsoft Docs
ダウンロードしたファイルを実行して、WSL 2をインストールします。

Windows版のVSC(Visual Studio Code)でGitHubにSSH接続する方法です。

環境はWindows 10、Gitがインストール済みの状態です。
任意のリモートリポジトリをローカルにクローン済みで、それをVSCで開いてる状態から解説します。

VSCでソースを編集して、コミットした後、リモートと同期しようとすると、以下のエラーメッセージが表示されます。

Git: git@github.com: Permision denied (publickey).

さらに、Git Bashを起動して、以下のコマンドで接続テストをすると、同じエラーメッセージが表示されます。

$ ssh -T git@github.com
git@github.com: Permission denied (publickey).

SSH接続の準備

Windows版のVSCでは、Windows標準のOpenSSHを使用して接続しているようです。
そこでまずは、PowerShellを起動して、以下のコマンドでSSH鍵を生成します。

> ssh-keygen
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (C:\Users\username/.ssh/id_rsa):
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
Your identification has been saved in C:\Users\username/.ssh/id_rsa.
Your public key has been saved in C:\Users\username/.ssh/id_rsa.pub.
The key fingerprint is:
...

WordPressの関数「wp_head」はデフォルトでさまざまなコードを出力します。
オリジナルでテンプレートを開発する場合に、このコードが邪魔になることがほとんどです。しかし、wp_head自信を削除してしまうと、プラグインなどが正常に動作しなくなる危険性があります。
なぜなら、wp_headやwp_footerがあることを前提に開発されているプラグインが多くあり、動作に必要なコードを出力しているからです。

そこで、今回はfunctions.phpにアクションフックを記述して、不要なコードの出力を省く方法を調査します。

実際に表示されるコードと削除方法

以下、各セクションにおいて、まずwp_headを読み込むとデフォルトで出力されるHTMLソースを提示します。
次に、そのソースを表示させないため、functions.phpに書き込むアクションフックを示します。

※順不同です。また、新しいバージョンでは表示されなくなっているものもあります。

NVM(Node.js version manager) for Windowsで複数バージョンのNode.jsを使用します。
GitHub – coreybutler/nvm-windows: A node.js version management utility for Windows. Ironically written in Go.

開発環境において、Node.jsを使用する場面が増えてきました。
Node.jsはバージョンアップのサイクルが早い上、バージョンによる環境依存が強いです。
そのため、プロジェクトが増えると、複数バージョンのNode.jsが必要になってきます。
めんどくさいですね。

NVMを使用すれば、複数バージョンのNode.jsをインストール、切替など、簡単に管理できます。

今回はWindows 10 Homeにインストールしてみます。

上記の公式サイトより、 nvm-setup.zipをダウンロードします。zipファイルを解凍してnvm-setup.exeを実行し、インストールします。
インストール中、既にインストール済みのNode.jsがある場合は、NVMで管理するかどうか選択できます。

CSS変数を使ってみます。

例えば、CSSでテーマカラーなど同じ値を複数個所のプロパティに設定する場合、管理が煩雑になりますね。

body{
	color: #333333;
}
a{
	color: #333333;
}
table{
	border-color: #333333;
}

これまでは、sassで変数を管理していました。
ただ、最近はCSSのみで変数(カスタムプロパティ)が使えるようになったようです。

動画をレスポンシブ対応で上下左右中央に余白なしで設置する方法です。

動画と言っても、mp4ファイルなどをvideoタグで設置したり、Youtubeをiframeで埋め込んだり、さまざまです。
設置した動画の左右や上下が欠けたり、レスポンシブに対応してなかったり、上付きで不自然に下部が欠けてたり、印象が悪いですよね。
そこで画面全体、メインビジュアル、モーダルなどに、良い感じで設置する方法を考えます。

videoタグを余白なしで上下左右中央に設置する方法

例えば、videoタグを画面全体やメインビジュアルの背景として設置します。
レスポンシブ対応で、余白なしで、上下左右中央配置が理想だと思います。
まず、HTMLです。

<div class="bg">
	<div class="video">
		<video src="video.mp4" autoplay muted loop></video>
	</div>
</div>

メインビジュアルに動画を設置すると仮定し、横100%、高さ300pxのエリアに描画する場合、以下のようにCSSを指定します。

JavaScriptやjQueryでクリックイベントを設置した際に、そのイベントを子要素、孫要素へ伝播させないための処理を紹介します。

よくあるケースとして、ライトボックスのようなしくみを構築したときを考えます。
ブラウザの画面全体をグレーアウトして、その上のレイヤに画像、動画やフォームなどのコンテンツを配置します。

<div class="lightbox">
	<div class="grayout">
		<div class="contents">
画像、動画やフォームなどのコンテンツ
		</div>
	</div>
</div>

コンテンツエリアを除く、グレーアウトエリアをクリックすると、ライトボックスをクローズするような処理を考えます。

stopPropagationを使う方法

例えばjQueryでグレーアウトしたエリアをクリックすると、ライトボックスをクローズするような処理を追加します。

$('.grayout').click(function(){
	$('.lightbox').fadeOut();
});

しかし、そのままでは子要素である「class=”contents”」のコンテンツエリアまでイベントが伝播してしまい、コンテンツエリアをクリックしてもクローズしてしまいます。
そこで、コンテンツエリアをクリックしてもイベントが発生しないように以下の処理を追加します。

$('.contents').click(function(event){
	event.stopPropagation();
});

これで今回の伝播の問題は達成できるのですが、コンテンツエリアに他のイベントを設定している場合、その処理に悪影響を与える場合があります。

コンテンツエリア以外でイベント発火

stopPropagationの問題を避けるため、以下の方法があります。

$(document).on('click', function(event) {
	if (!$(event.target).closest('.contents').length) {
		$('.lightbox').fadeOut();
	}
});

画面全エリアにクリックイベントをセットして、その中でクリックエリアを判定して、処理を実行する方法です。

後者のほうがシンプルで良さそうですね。
忘れてしまいがちなので、メモまで。

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