Vue.jsを2から3にアップグレード
個人のお遊びプロジェクトのVue.jsを、2から3にアップグレードしてみます。
Vue.js 3をインストール
手探りな感じですが、とりあえず、package.jsonを以下のように修正して、Vue.js 3をインストールしてみます。
- "vue": "^2.5.17", + "vue": "^3.0",
アップデートします。
> npm update (中略) 32 vulnerabilities (8 moderate, 24 high)
案の定、依存パッケージで脆弱性エラーが32件発生しました。
> npm audit fix --force (中略) found 0 vulnerabilities
上記コマンドを実行。すごい、一発で直った。
また、3ではパッケージ「vue-loader」が必要みたいなので、事前にインストールしておきます。
> npm install vue-loader
開発環境
Vue.js 2の開発環境にはVisual Studio Codeのプラグイン「Vetur」を使っていましたが、Vue.js 3では、より最適化された「Volar」が利用できるみたいなので、入れ替えます。
Vetur – Visual Studio Marketplace
Vue Language Features (Volar) – Visual Studio Marketplace
ソース調整
例えば、これまでのVue.js 2のコードはこちら
window.Vue = require('vue'); Vue.component('example-component', require('./components/ExampleComponent.vue').default); const app = new Vue({ el: '#app', });
Vue.js 3では以下のようにコンポーネントを登録して、マウントします。
import { createApp } from 'vue' import ExampleComponent from './components/ExampleComponent' createApp({ components: { 'example-component': ExampleComponent, }, }).mount("#app")
とりあえず、私のプロジェクトはこれでアップグレードを完了しました。アプリも問題なく動作しています。
事前にVueのバージョンアップは大変という話を聞いていたので、身構えていましたが、予想外にあっさり作業を完了してしまいました。小規模だからかな。
以後、不具合などみつけたら、この記事を更新していきたいと思います。
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