Product Advertising APIを利用するために、PEARの「Services_Amazon」を使ってみます。
今回、構築したのはPHP5.3.0上です。
コマンドラインが実行できないレンタルサーバなどの環境下では、パッケージを手動でPEARのサイトからダウンロードします。「Services_Amazon」を動作させるためには、以下のPEARパッケージが必要となります。それらを以下にまとめます。
Services_Amazon 0.8.0 | http://pear.php.net/package/Services_Amazon |
---|---|
HTTP_Request 1.4.4 | http://pear.php.net/package/HTTP_Request/ |
Net_URL 1.0.15 | http://pear.php.net/package/Net_URL/ |
Net_Socket 1.0.10 | http://pear.php.net/package/Net_Socket/ |
XML_Serializer 0.20.2 | http://pear.php.net/package/XML_Serializer/ |
XML_Parser 1.3.4 | http://pear.php.net/package/XML_Parser/ |
コマンドラインが実行できる環境であれば、以下を実行するだけでインストールは完了します。
pear install Services_Amazon-0.8.0
手間な場合はローカルでコマンドを実行した後、インストール済みのPEARパッケージをまるごとレンタルサーバにアップロードする方法もあります。
さて、Services_Amazonの利用方法については、以下のマニュアルを参照すればよいのですが、
http://pear.php.net/package/Services_Amazon/docs/0.8.0/
ここで、簡単な動作確認だけしてみます。
require_once 'Services/Amazon.php'; $amazon = new Services_Amazon('APIのキー', 'APIのシークレットキー', 'アソシエイトID'); $response = $amazon->ItemSearch('Books', array('Keywords' => 'らきすた')); print_r($response);
実行結果として、キーワード「らきすた」を含んだ書籍の商品情報が出力されます。
APIの詳細については、そのうちカテゴリAPIで説明します。
Amazon APIは他のアフェリエイトAPIに比べて仕様が難しいです。
元々は英語版のマニュアルが日本語化されているからでしょうか。マニュアルについては以下のサイトで確認できます。
Product Advertising API 開発者ガイド (API Version 2010-09-01)
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