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PHPで動的に連想配列を作りたかったのですが、うまくいきません。

具体的には、以下にダンプに示すような配列をプログラムで作る想定です。

Array
(
    [key1] => data1
    [key2] => data2
    [key3] => data3
    [key4] => data4
)

これをPHPで静的に定義するためには、以下のようにすればよいです。

$array = array(
	'key1' => 'data1',
	'key2' => 'data2',
	'key3' => 'data3',
	'key4' => 'data4'
)

ただ、プログラム上、どうしても動的に配列を操作したい場合があり、その方法を考えていたのです。
例えば、上に要素を追加したい場合、array_push関数を使うとこうなるでしょうか。

array_push($array, 'key5' => 'data5');

PHPの文法に反しているので、当然ですがエラーになってしまいます。

CakePHPのモデルには、DBを更新する際に値をチェックするvalidate機能があります。
今回、それを活用しようとプログラミングしてみたのですが、なかなか問題が多かったので、とりあえずメモとして残しておきます。
CakePHPのバージョンは1.3.6です。

プライマリキーの重複チェックを試す

Sampleモデルについて、validate機能でプライマリキーの重複チェックをする場合には、以下のようにモデルに記述するだけです。CakePHPはこの簡易さがありがたい。

class Sample extends AppModel {
	var $name = 'Sample';
	var $validate = array(
		'id' => array(
			array(
				'rule' => 'isUnique',
				'message' => '「ID」が重複しています',
			),
		),
	);

マニュアルにもあるように、この記述で問題ないはずですが、なぜかチェックは機能せず、エラーパターンでもスルーして正常処理を続行してしまいます。
原因は不明ですが、どうしても出来ないので、ひとまずこの方法はあきらめます。

CakePHP1.3でページ毎にkeywordsとdescriptionを設定する方法を考えてみました。

CakePHPでサイトを構築した場合、通常、メタ情報を含めたヘッダ部分はレイアウト機能で共通化します。その中でも、keywordsやdescriptionといったページ毎に動的に切り替えたい部分があります。今回は、そのしくみについていろいろと試してみました。

Htmlヘルパーのmeta関数を用いる

Htmlヘルパーではmeta情報を出力するために関数が用意されています。例えば、keywordsタグを出力したい場合、ビューで以下のように設定します。

<?php echo $html->meta('keywords', 'キーワード1,キーワード2,キーワード3') ?>

その出力結果は以下の通りです。

<meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3" />

しかし、このままでは1つ問題があります。それは、ビューでmeta関数をコールした箇所に出力されてしまうということです。
「$script_for_layout」では設定したcssやjavascriptをメタタグ内に出力してくれますが、meta関数はそれとは異なるようです。したがって、ビュー内のmeta関数を置く場所や、レイアウトとビューの構成を工夫しなければ、正しい位置にkeywordsを設定することはできません。
あまりスマートな感じがしませんね。

CakePHP1.3、MySQL5の環境下で、DBにアクセスして情報を取得したのですが、どうしても日本語が文字化けしてしまいます。

$result = $this->find('all', array(
	'conditions' => array(
		'Sample.id' => $id
	),
));

例えば、このようにしてデータを取得しているのですが、2バイト文字だけどうしても化けます。ちなみにMySQLは文字コードUTF8の設定でテーブルに情報を保持しています。

原因は単純にデータベース設定でエンコードをUTF8に指定していないだけでした。

CakePHPでMySQLを利用する場合には、明示的にエンコードを指定する必要があるようです。
具体的には以下のように「app/config/database.php」に「encoding」を設定することで、問題を文字化けを回避できます。

PHPではRSSなどXMLデータを読み込む時に、SimpleXMLを使うことがあります。
今回、そのSimpleXML形式のデータを配列に変換する必要があったので、調査していました。

少し調べてみると、SimpleXMLのデータを再帰的にループすることで配列に整形するロジックを見つけました。また、その他にいくつかライブラリが公開されているようです。

なるべく簡単な方法を求めていたのですが、どうもPHP標準でそのような変換関数は用意されていないようです。

そんな中でも、一度JSONコードに変換することで配列を得る方法を見つけました。
以下は、このブログのRSSをSimpleXML形式に読み込んだ後、Array形式に変換するサンプルコードです。

$xml = simplexml_load_string('https://helog.jp/feed/atom/');
$array = json_decode(json_encode($xml), true);

ただしこの場合、XMLデータの値は変換できても、属性は失われるようなので、注意が必要です。

シンプルな方法ではあるので、属性を無視できるケースでは重宝しそうです。

CakePHPでWebアプリケーションなどを構築する場合、外部APIやDBアクセスが頻繁に発生します。自サーバならともかく、外部サーバのAPIなどを利用する場合はアクセス回数に制限を設けているものもあるので、サイトへのアクセスが増えた場合は改善が求められるかもしれません。

そこで、今回はCakePHPのビューキャッシュの活用方法です。
基本的にビューキャッシュはビュー単位、つまりはアクション毎にキャッシュを作成することが可能です。

キャッシュを有効にする

キャッシュを有効にするためには設定ファイル「app/config/core.php」の以下のコメントアウトを解除します。

//Configure::write('Cache.disable', true);
//Configure::write('Cache.check', true);

コメントアウトを外し、「Cache.disable」の値を「false」にすることでキャッシュが有効になります。

Configure::write('Cache.disable', false);
Configure::write('Cache.check', true);

JavaScriptでクッキー情報を書き換えることがあったので、お手軽な方法を探していたら、「jquery.cookie.js」を見つけました。
Cookie | jQuery Plugins

※ダウンロードサイトがgithubに移動したようです(2012/11/30)
carhartl/jquery-cookie · GitHub

導入方法

導入方法はとても簡単です。
上記サイトから「jquery.cookie.js」をダウンロードして読み込みます。「jquery.cookie.js」はjQueryベースのプラグインなので、jQueryを先に組み込むだけです。

<script type="text/javascript" src="/js/jquery-1.5.2.min.js"></script>
<script type="text/javascript" src="/js/jquery.cookie.js"></script>

ちなみに今回、jQuery1.5.2、Cookie1.0の組み合わせでしたが、問題なく動作しました。

reset.cssは各ブラウザでデフォルトで指定されているCSSをリセットするために読み込むスタイルシートです。

Firefox、Internet ExplorerやGoogle Chromeなど各ブラウザは、コーダーがスタイルシートを適用していない状態では、CSSの初期状態に差異があります。その差異を埋めるべく容易するスタイルシートが「reset.css」です。

少しずつ自身で調整を重ねて作り上げる「reset.css」もありますが、オープンソースとして公開されているものもあります。私はHTML4でPCページを構築する際、YUI(Yahoo! User Interface Library)のCSS Resetは重宝していました。
YUI 3: CSS Reset

今回、スマートフォンサイトを構築するために、スマートフォン用のreset.cssを探していました。そこで気がついたのですが、スマートフォンサイトは結局のところHTML5で構築するので、スマートフォン用というよりはHTML5用ですね。

調べたところ、HTML5 doctorのサイトで発見しました。
HTML5 Doctor, helping you implement HTML5 today

再度eclipseをベースにしたhtml5+css3開発環境の構築にチャレンジです。

これまで、何度も試みていたのですが、失敗ばかりでした。
eclipseベースでhtml5+css3の開発ができるプラグインといえば、よく見かけるのがAptanaです。
これまでだと、Aptanaがどうも不安定で、プラグインとして組み込むとeclipseが起動しなくなったりと、どうしても安定した環境を作ることができず、断念していました。
その頃のバージョンは、確か「Aptana3 beta」と「eclipse3.5」でした。

そんな中、正式版となった「Aptana3.0.1」のStandalone Versionがなかなか使えるという情報を得ました。そこから詳しく調べてみると、「Aptana3.0.1」は「eclipse3.6」ベースで構築されているとのこと。ということは、eclipse3.6にAptana3のプラグインを入れても、そこそこ安定するのではないかと期待を持ったわけです。
最近、eclipse3.5から3.6へのバージョンアップを考えていたこともあり、これを機会に試してみることにしました。

それでは早速、jQuery Mobileを使ってスマートフォンサイトの構築にチャレンジします。

フレームワークをダウンロード

jQuery Mobileを導入する方法ですが、非常に簡単で、公式サイトよりダウンロードしたCSSファイルとJSファイルを読み込むだけです。

まず、jQuery MobileはjQueryをベースとして動作するので、jQueryの最新版「jquery-1.5.2.min.js」を本サイトよりダウンロードします。
jQuery: The Write Less, Do More, JavaScript Library

同様にして、jQuery Mobileの最新版「jquery.mobile-1.0a4.1.min.js」と「jquery.mobile-1.0a4.1.min.css」をダウンロードします。
jQuery Mobile

ここで、ダウンロードするソースは圧縮版がいいでしょう。
近年、モバイル通信が高速化したとはいえ、光通信と比べるとまだまだ遅いです。スマートフォンサイトを構築するには、常にコンテンツの軽量化を考慮したほうがよいと思います。

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