「Atom」でUTF-8のファイルを開くと文字コードがwindows1252になってしまう問題を回避する
Atomで作業を進めていると、「UTF-8」のファイルが何故か「windows1252」で開かれてしまうことがあります。
特に日本語を少しだけ含む場合に発生するケースが多いようです。
「少しだけ」というのが厄介で、本来UTF-8であるはずのその日本語部分がwindows1252で文字化けして表示されてしまいます。その上、そのまま気づかずに上書きしてしまい、展開してしまうという危険なケースも実際に起こりました。
以前はそんなことなかったのですが、最近は頻繁に発生しているような気がします。
解決方法について、普段は私は日本語ファイルに対応するためにauto-encodingというプラグインを利用しているのですが、その設定で回避できるようです。
ちなみに、私の現在の環境は以下のとおりです。
- Windows 10 Home
- Atom 1.18.0
- auto-encoding 0.7.0
Atomを起動し、メニュー「File」から「Settings」を開きます。
さらに「Packages」からプラグイン「auto-encoding」の「Settings」を開きます。
プラグインの設定画面には「Disallow some encoding types」という項目があります。
こちらにセットした文字コードには自動判定しないという設定項目のようです。
例として「example: windows1252, iso88591」と記述があるように、以下の文字コードをセットします。
windows1252,iso88591
これで誤った文字コードには判定されないはずです。
とりあえず、しばらくこの設定で様子をみてみます。
最新のエディタ、特に海外製のエディタでは、ほとんど「UTF-8」にしか対応していないものもあるようですが、まだまだ複数の日本語文字コードに対応した環境は必要です。
日本語サイトのお仕事をしていると、さすがに文字コードが「windows1252」や「iso88591」といった要件はありませんが、依然として「shift-jis」や「euc-jp」を使っているサイトは意外と多いです。