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php.iniの設定項目「short_open_tag」でPHPタグを短くするメリット・デメリット

php.iniの設定で「short_open_tag」という項目があります。
こちらを設定することで、PHPタグを短くすることができます。

通常、PHPの命令を書く場合には以下のように「<?php ~ ?>」でプログラムソースを囲みます。

<?php echo("命令"); ?>

ここで、php.iniの設定を以下のようにすれば、phpタグの「php」を省略することができます。

short_open_tag = On
<? echo("命令"); ?>

しかし、以下のようなxmlなどの記述があった場合に、phpの構文と勘違いされ、エラーが発生します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>

「短くできる」といっても然程メリットもないし、xmlでプログラムエラーが発生するコストを考えたら、設定はOffにして、phpの記述の際にはきちんと「php」を書くようにしたほうがよいでしょう。

short_open_tag = Off

ちなみに、レンタルサーバでは設定がOnの状態でphp.iniが編集できないということもしばしばです。
その場合には「.htaccess」に以下を追記すれば同様の効果が得られます。

php_flag short_open_tag Off
B!

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