PHPの画像認証ライブラリにはいくつかありますが、今回はその中でも割とメジャーな「Securimage」の使い方を調べてみます。
Securimage PHP Captcha | Free Captcha Script
画像認証は、Web画面からログインしたり、新規情報登録をする場合に、パスワードなど文字による認証だけでなく、画像により認証するしくみです。
認証画面では悪意あるプログラムなどから、総当り的に認証を試みる攻撃を受けることがあります。具体的には、認証が通るまで機械的にパスワードを打ち続けるなどです。
これらの攻撃からサイトを守るために、動的に生成された画像からコードを読み取ったり、画像をドラック&ドロップで移動させたりといったしくみで、ワンランク上のセキュリティ対策を実現します。
「Securimage」は文字列を画像として自動生成するタイプの画像認証ライブラリで、その文字列を見て入力しないと認証をパスしないしくみを実現します。
導入方法
上の公式サイト、または、GitHubのサイトより、ソースをダウンロードします。現時点での最新のバージョンは3.6.4です。
GitHub – dapphp/securimage: PHP CAPTCHA Script
ソースを解答し、フォルダごとサーバにアップロードします。
ここでは「/secureimage/」にアップロードしたと仮定します。
次に、画像認証を利用したい画面に、以下のようにして画像を表示させます。