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Eclipseとandroid-sdkとADTでAndroid開発環境

SoftbankのAndroid携帯「HTC Desire」を入手したので、Androidアプリ開発にチャレンジです。

AndroidマーケットにはiPhoneに比べて、これは便利だと思うようなアプリケーションがまだまだ少ないような気がします。実際にアプリケーションを使用してみて、こういうのできたら便利なのにな、もう一つこういう機能があったらいいのになと思うことも多々あります。まだまだ市場が未成熟なんでしょうね。今後を期待しています。

そんな中でも、自分でもアプリを作れる知識があったほうが、今後役に立つかなと思いました。

さて、今回、開発環境はWindows7に構築します。
まずは、ベースの用意としてJavaが動く環境とeclipseなんですが、このブログでも何度か触れているので割愛します。
ちなみにeclipseのバージョンは3.5のGalileoです。

android-sdkのインストール

AndroidのSDKを以下からダウンロードします。
Android 用 Google プロジェクト
ページ内の「Android SDK」をクリックして、そこからWindows用のSDKをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを解凍し、Cドライブ直下などパスが分かりやすいところに移動します。例えば「C:android-sdk-windows」などです。解凍したファイルの中から「SDK Manager.exe」を実行し、インストールを実行します。

今後、何が必要になるか分からないので、とりあえず「Accept All」で全てインストールします。全てインストールする場合には結構な時間がかかるので注意してください。ちなみに私の場合は全てインストールで20分ほどでした。

ADTのインストール

ADTとはAndroid Development Toolsの略で、EclipseでAndoroid開発を行うためのプラグインです。

ADTをインストールするには、Eclipseを起動しメニューのヘルプから「新規ソフトウェアのインストール」を選択します。

すると上記の画面が開くので、追加ボタンを押下して「サイトの追加」画面から、任意の名前、例えば「Android Plugin」と、ロケーションに「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」を入力し、「OK」ボタンを押します。

上記のようにインストールする項目が表示されるので、全てをチェックして「次へ」ボタンを押します。後はダイアログに従いインストールを完了させ、最後にeclipseの再起動をたずねられるので、再起動します。

eclipseにandroid-sdkのパスを通す

eclipseにandroid-sdkのパスを通します。eclipseのメニュー「ウィンドウ」⇒「設定」を選択します。設定メニューから「Android」を選択し、SDKロケーションに先ほどandroid-sdkをインストールした「C:android-sdk-windows」を設定し、適用ボタンを押します。

AVDの作成

AVDはAndroid Virtual Deviceの略で、Androidではバージョンなどさまざまな環境でデバッグを切り替えるようになっています。
今回、Android2.2のアプリケーションを試してみたいので、まずeclipseのメニュー「ウィンドウ」⇒「Android SDK and AVD Manager」を開きます。Virtual Devicesから「新規」ボタンを押下し、Create new Android Virtual Device画面を開きます。

名前に「adk2.2」、ターゲットを「Google APIs (Google Inc.) – API Level 8」、SD Cardのサイズを「64MiB」を指定します。他の項目はデフォルトのままで「Create AVD」をクリックします。

動作確認

「Android Emulator」を実行してみます。先ほどの「Android SDK and AVD Manager」画面から「sdk2.2」を選択し「開始」ボタンを押します。すると「Launch Optionis」画面が開くので、デフォルトのまま「起動」ボタンを押します。

上記画面が表示されるようであれば、ひとまず開発環境の構築は完了です。

動作がだいぶ重いですね。ハイスペックPCじゃないとスムーズな開発は難しいかもしれません。

B!

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