WindowsのOSを使用していると、フォルダのいたるところに「Thumbs.db」というファイルが勝手に生成されます。
このファイルは、Windowsで画像ファイルを保存してあるフォルダに縮小版画像を表示するために使用されているようです。
画像をフォルダに入れた時に、画像がアイコンではなく、その画像内容のサムネイルが一覧で並びます。それが縮小版です。この縮小版を表示するのに、画像のサイズや量が多いと処理に時間がかかります。そこで予め、縮小版のデータを「Thumbs.db」に保存しておくことで、サムネイルを表示するスピードを早くするという効率化を図っているんですね。
しかし、この「Thumbs.db」、PCでお仕事している人たちからはゴミとして嫌われがちです。お客さんに画像データを納品する場合に、知らずのうちにこのファイルが紛れ込んでいる。「Thumbs.db」自体は納品物じゃないですからね。逆にお客さんからもらったデータに大量の「Thumbs.db」が含まれていて、作業に支障が出ることも。
そこで、この「Thumbs.db」が自動的に生成されないようにするための方法です。
Windowsのエクスプローラのメニュー「ツール」⇒「フォルダオプション」を開きます。タブ「表示」の詳細設定の「縮小版をキャッシュしない」にチェックを入れます。
この時点で、既に生成されているファイルは手動で削除しなくてはいけません。。。
ただし、先に説明したとおり、この設定にすると、画像一覧を縮小版で表示する場合に、マシンに負担がかかるということです。
最近のマシンは高性能だし、それほどストレスにはならないかな。。。