Windows7でReadyBoost
最近Windows7マシンが重いです。
そこそこ性能が良いとはいえ、eclipse、CS4、Apache、MySQLなど開発に必要なソフトを一度に立ち上げては負荷もかなりのものです。さらには音楽を聴くためにiTunes、確認環境としてIE、Firefox、Google Chrome、Safari、お仕事用にメーラーなどなど。
ちなみにスペックは以下の通り
OS | Windows7 Professional 32bit |
---|---|
CPU | Intel Core 3 Duo E7600 |
メモリ | 4GB |
HDD | これは十分ある |
少しでも早くなって欲しいと思い、うわさに聞いていたReadyBoostを導入していることにしました。ReadyBoostはWindows7とWindows Vistaの機能で、フラッシュメモリなどをキャッシュとして使用することで性能改善を試みる機能です。
今回はWindows7のReadyBoostに対応しているTOSHIBAの16GBのUSBメモリ「U2P-016GT」で試してみます。
導入方法は簡単です。USBメモリを指したときに表示されるダイアログからReadyBoostを利用するを選択するか、ドライブを右クリックしてプロパティからReadyBoostの項目を選択して設定します。
「このデバイスを使用する」を選択し、領域には10.32GBを選択します。領域についてはマイクロソフト曰く、メインメモリの3倍に設定するのが最適のようです。メインメモリの使用可能範囲は3.44GBだったので、今回はこの設定にしてみます。
実際にケース毎に体感速度を測定してみました。測定結果は複数回、測ったものの平均です。
ReadyBoost | 通常 | |
---|---|---|
OS起動 | 133秒 | 130秒 |
OSシャットダウン | 15秒 | 17秒 |
Photoshop CS4起動 | 13秒 | 16秒 |
eclipse起動 | 35秒 | 41秒 |
これは、効果があると言うには微妙なところですね。少なくとも体感できるほどの性能改善はないようです。
マイクロソフトの説明によると、HDDへのアクセス頻度が減るので、HDDの消耗を減らすことができる、また、消費電力も抑えることができるそうです。機能として備わっているからなには、目に見えない効果はあるんでしょうね。
私の設定が悪いのかもしれませんが、期待した結果は得られませんでした。
それ以前に、普段のPCの使い方からも、もう一台マシンを導入することを考えたほうがよさそうですね。
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