WEB/システム/IT技術ブログ

以前にWindowsにbindをインストールして、ローカル開発環境でDNSを運用する話を書きましたが、今回はLinuxにインストールしてみます。
http://blog.he-ron.jp/2008/09/windowsxpbind.html

私の環境だけかもしれませんが、Windowsでのbindは不安定で、気がつくとサービスが停止しているといことがしばしばあります。あと、クライアント側でDNSに変なキャッシュが残っているのか、サーバは正常だけどドメインを引けない、結局、クライアント側でDNSにつなぎなおす必要がある場合もあります。やはりここはLinuxに入れ替えるべきだということで、今回のインストールです。

bind9のインストールについても「apt-get」で実行しますが、こちらのopen-sshと同様に非常に簡単です。

「vs」とタイトルしましたが、そう荒々しい内容でもないのですが。

私は、プログラマとしてはいわゆる「prototype.jsを使う派」だったのですが、昨今、世の中的にはjQueryのほうが注目度が上がってきているような気がします。

prototype.js を使用する理由としては、記述方法にある程度縛りがあり、シンプルなライブラリだからです。具体的にjQueryと比較するほど深い知識はありませんが。。。なんとなくです。それゆえ、他人が書いたprototypeのコードは比較的、理解しやすいような気がします。一方でjQueryは記述方法に自由度が高いためか、同様の機能のプログラムでも、プログラマによってコードは千差万別でそれぞれの「癖」みたいなものが写っており、読み解くのに時間がかかります。

なんで世の中、いろんな技法が出るんだろう。機能はそんな変わらないのだから、一本でいいじゃないですか。目的の達成を近道するために生まれた技術のはずが、こうもいくつも生まれて、互いに犇き干渉しあって、逆に複雑になってはいないだろうか。。。
と、個人的にそう思っています。。。

そういう思いで、これまではprototype.jsに絞り、仕事を進めていたのですが、最近では圧倒的にjQuery絡みでの依頼が多いです。
prototype.js の気になる洋書が和訳されるのを待っていたのですが、そんな予定もないようで、それどころか今年に入ってからprototype.jsの書籍はほとんど出ていません。一方でjQueryに関する書籍は数多く出版され、月刊誌などでも多く特集として取り上げられています。

強いこだわりはないのです。jQueryならそれでいいんです。
というわけで、jQueryを習得すべく、本屋にでも行ってきます。

新しい技術が出ることはいいんですが、そのために古い技術を捨てるとなると。。。
いや、やっぱりいくつもやる必要はないんじゃないですか。一本でいきましょうよ。世の中シンプルなほうが幸せなはず。

前回までに
sshのインストール
http://blog.he-ron.jp/2009/11/ubuntuopen-ssh.html

sshの公開鍵認証の設定
http://blog.he-ron.jp/2009/11/ssh.html

を書きました。

今回は具体的に鍵を生成し、Windows環境から接続する方法を書きます。

まずはサーバサイドで鍵を生成します。鍵生成のコマンドは以下のとおり。このときパスフレーズを入力します。

sshをインストールしたら、
http://blog.he-ron.jp/2009/11/ubuntuopen-ssh.html
よりセキュリティ性を向上するために、パスワードによる認証を禁止して、公開鍵方式によるアクセスのみを許可するように設定を変更します。

今回の設定例の環境は「Ubuntu 9.10」です。
設定ファイルは「/etc/ssh/sshd_config」ですが、編集の際に適宜、必要な箇所はコメントアウト「#」を外すこととします。

まず、公開鍵方式によるアクセスを有効にします。

ubuntuにsshをインストールします。

sshは、主にネットワーク上のLinuxにアクセスする際に用いるプロトコルです。
sshを利用すれば、接続に必要なユーザ名、パスワードから、実際にネットワークを流れるデータを暗号化してくれるので、セキュリティな通信が保障されます。
一方で、TelnetやFTPだと全てのデータが平文で流れるため、覗き見される危険性があります。
昨今では、sshを用いるのが最低ラインのセキュリティとして定着しています。

このsshの機能を使って、FTP機能をセキュアにしたSFTPやSCP通信、Telnet機能をセキュアにしたPutty、その他にもSamba over SSHやssh+svnなどの機能を利用することができます。

ubuntuではコマンド「apt-get」を利用したパッケージ管理システムを採用しています。

基本的にLinuxではパッケージをインストールする場合に、ソースをダウンロードして展開、configureコマンドで設定した後にinstallコマンドを実行という作業が必要でした。
その作業が素人にとっては結構複雑で、設定まわりでconfigureの失敗を繰り返すことなどよくある話でした。

インストールのハードルを下げるべく、RedHatが流行りだした頃からRPMというパッケージ管理のコマンドが主流になりつつありました。しかし、なんだかRPMでのインストールがうまくいかない、途中でプログラムが止まるなどして、結局はソースからインストールするといった例がほとんどだったのを記憶しています。

ここにきて「apt-get」がubuntuではデフォルトになっているようですが、その使い心地はいたって快適です。
以下のように、これまでいくつかのパッケージをインストールしましたが、特に問題はなく、作業もすぐに終わりました。

Linuxでユーザを追加する場合はコマンド「adduser」を使用します。

ユーザを追加するには「adduser」と「useradd」と2つのコマンドが存在しますが「adduser」を使ったほうがいいでしょう。なぜなら「useradd」はユーザ作成のみしか実行されず、パスワードの設定やホームディレクトリ作成は行ってくれません。
一方で「adduser」は以下の通り、そのユーザがすぐに使えるような最低限の設定を対話的に行ってくれます。

ubuntu9.10では「rootでログインする」といった概念が変化しているようです。
というより近年のLinuxでは常識なんですかね。私が遅れているだけでしょうか。。。

これまでは、管理者権限でコマンドを実行するには「su -」コマンドでスーパーユーザであるrootになることができました。しかし、現代ではそれができない。デフォルトではrootがパスワードを持っていないのです。

それにとって変わって「sudo」コマンドを使用するようです。
「sudo」の機能としては「管理者権限としてコマンドを実行する」ことになります。
これまでroot権限で

Linuxのディストリビューションで最近人気のあるubuntuをインストールしました。

Linuxは5年以上前に運用の経験があります。その頃、私のまわりではVine、Red Hat、Slackwareが主流でした。どれもGUI環境がまだまだ実用レベルではなかったので、SlackwareをTera Termなどで接続して、CUIで運用していたのを憶えています。

今回、ubuntu9.10をインストールしたのですが、いろいろと驚かされました。

まず、いつもの通り、公式サイトよりディスクイメージをダウンロードして、CDメディアなどに焼きます。
Ubuntu Home Page – http://www.ubuntu.com/

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