今日、とある牛丼屋さんでこんな風景に出会いました。
券売機でおつりが出ないという初老のお方。そう言われた店員は、レジのような機械で履歴のようなものを調べているようです。そこらへんのただの安っぽい券売機ではなく、システムを搭載したやつなんでしょうね。
「お客様、調べてみたのですが、そのような記録がないようなので」という店員に、初老は「確かに入れたのに、おつりが出なかったんだよ」というやりとり。
自信の店員と反抗する初老、傍から見ると初老がウソをついているかのような状況。最終的には店員が「業者さんに調べてもらった後、返金があれば連絡しますので、連絡先を教えてください。」というのに対して、初老は「もういい!」とご立腹のようすで連絡先を教えようとしない。
まあ私には関係のない出来事ですが、ふとこんな事を考えてしまいました。
万が一にでも、初老が言っていることは正しく、システムが間違っていたとしたら。。。
システムを作る側の人間からしたら、恐ろしいことですね。自分が作ったシステムのバグで、クライアントとそのクライアントの顧客が争う。今回の牛丼屋さんのケースでも、悪いところに転がれば、警察沙汰になりかねないですよね。
牛丼食べるだけで、一瞬でもそんなことに恐怖感をおぼえるのは重度な職業病かもしれませんね。
何はともあれ、経験や自信があってもそれに溺れず、まずは立ち止まって自分の非を洗い出してみること。そういう謙虚さは、いつまでも持ってなければいけないなと感じました。
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