ubuntu9.10では「rootでログインする」といった概念が変化しているようです。
というより近年のLinuxでは常識なんですかね。私が遅れているだけでしょうか。。。
これまでは、管理者権限でコマンドを実行するには「su -」コマンドでスーパーユーザであるrootになることができました。しかし、現代ではそれができない。デフォルトではrootがパスワードを持っていないのです。
それにとって変わって「sudo」コマンドを使用するようです。
「sudo」の機能としては「管理者権限としてコマンドを実行する」ことになります。
これまでroot権限で
root@local:/etc$ vi passwd
なんてやっていたことが、
user@local:/etc$ sudo vi passwd
とできちゃうんですね。
この場合、sudoを実行するにはユーザ「user」が「admin」グループに属している必要があります。
つまりは、管理者権限という概念がWindowsのようにAdministratorに属させることで実現するようになったんです。Windowsユーザには分かり易い。たぶん。
一方でsudoを打つのに慣れないという方は、昔のように(?)rootにパスワードを設定することで、suコマンドが使えるようになります。
user@local:~$ sudo su - root@local:~# passwd 新しいUNIXパスワードを入力してください: ******** 新しいUNIX パスワードを再入力してください: ******** passwd: パスワードは正しく更新されました
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