以前にWindowsにbindをインストールして、ローカル開発環境でDNSを運用する話を書きましたが、今回はLinuxにインストールしてみます。
http://blog.he-ron.jp/2008/09/windowsxpbind.html
私の環境だけかもしれませんが、Windowsでのbindは不安定で、気がつくとサービスが停止しているといことがしばしばあります。あと、クライアント側でDNSに変なキャッシュが残っているのか、サーバは正常だけどドメインを引けない、結局、クライアント側でDNSにつなぎなおす必要がある場合もあります。やはりここはLinuxに入れ替えるべきだということで、今回のインストールです。
bind9のインストールについても「apt-get」で実行しますが、こちらのopen-sshと同様に非常に簡単です。
root@local:~# apt-get install bind9 パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 以下の特別パッケージがインストールされます: bind9utils 提案パッケージ: bind9-doc resolvconf 以下のパッケージが新たにインストールされます: bind9 bind9utils アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 0 個、保留: 38 個。 371kB のアーカイブを取得する必要があります。 この操作後に追加で 1,139kB のディスク容量が消費されます。 続行しますか [Y/n]? y 取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com karmic/main bind9utils 1:9.6.1.dfsg.P1-3 [97.1kB] 取得:2 http://jp.archive.ubuntu.com karmic/main bind9 1:9.6.1.dfsg.P1-3 [274kB] 371kB を 0s で取得しました (372kB/s) パッケージを事前設定しています ... 未選択パッケージ bind9utils を選択しています。 (データベースを読み込んでいます ... 現在 117821 個のファイルとディレクトリがインストールされています。) (.../bind9utils_1%3a9.6.1.dfsg.P1-3_i386.deb から) bind9utils を展開しています... 未選択パッケージ bind9 を選択しています。 (.../bind9_1%3a9.6.1.dfsg.P1-3_i386.deb から) bind9 を展開しています... man-db のトリガを処理しています ... ufw のトリガを処理しています ... sreadahead のトリガを処理しています ... bind9utils (1:9.6.1.dfsg.P1-3) を設定しています ... bind9 (1:9.6.1.dfsg.P1-3) を設定しています ... グループ `bind' (GID 121) を追加しています... 終了。 システムユーザ `bind' (UID 114) を追加しています... 新しいユーザ `bind' (UID 114) をグループ `bind' に追加しています... ホームディレクトリ `/var/cache/bind' は作成しませんでした. wrote key file "/etc/bind/rndc.key" # * Starting domain name service... bind9 [ OK ]
インストールについては、このコマンド1つで完了です。
ローカル環境で、開発用DNSとしての設定は次回書きたいと思います。
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辞書的に使えます
DNS管理をするならこれを読め
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