Linuxでユーザを追加する場合はコマンド「adduser」を使用します。
ユーザを追加するには「adduser」と「useradd」と2つのコマンドが存在しますが「adduser」を使ったほうがいいでしょう。なぜなら「useradd」はユーザ作成のみしか実行されず、パスワードの設定やホームディレクトリ作成は行ってくれません。
一方で「adduser」は以下の通り、そのユーザがすぐに使えるような最低限の設定を対話的に行ってくれます。
root@local:/# adduser user ユーザ `user' を追加しています... 新しいグループ `user' (1001) を追加しています... 新しいユーザ `user' (1001) をグループ `user' に追加しています... ホームディレクトリ `/home/user' を作成しています... `/etc/skel' からファイルをコピーしています... 新しいUNIXパスワードを入力してください: ******** 新しいUNIX パスワードを再入力してください:******** passwd: パスワードは正しく更新されました Changing the user information for user Enter the new value, or press ENTER for the default Full Name []: hoge hoge Room Number []: 10xx Work Phone []: 000-000-xxxx Home Phone []: 111-1111-xxxx Other []: hogehoge Is the information correct? [Y/n] y
「Is the information correct」は「これでよろしいですか?」です。
「adduser」と「useradd」とは紛らわしいですね。
沓名 亮典 平山 智恵
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