KineticJS入門 – 少し複雑な図形を描いてみる
前回まで、図やテキストを描いたりしていましたが、今回はもう少しだけ複雑な図を、機能を使って書いてみます。
線を描いてみる
関数Lineを使えば、自由にラインをひくことができます。
var line= new Kinetic.Line({
points: [10, 10, 50, 50, 140, 30, 220, 80],
x:10,
y:10,
stroke:"green"
});
x軸、y軸をピクセル数でポイントを指定し、そのポイント間に線を引いてくれます。
つまり、この設定では(10, 10) (50, 50) (140, 30) (220, 80)の4点が線で結ばれ、一つのラインを描写しています。
多角形を描く
関数Polygonを使えば、多角形を描くことができます。
ポイントの設定はLineと同じです。始点と終点が結ばれるわけですね。なるほど。
var polygon = new Kinetic.Polygon({
points: [10, 10, 50, 50, 140, 30, 220, 80],
x:10,
y:10,
stroke:"red"
});
正多角形を描く
正多角形を描く場合には、関数RegularPolygonを使用します。
以下は、半径が40pxの八角形です。
var regularpolygon = new Kinetic.RegularPolygon({
sides:8,
radius:40,
x:100,
y:50,
stroke:"blue"
});
星を描く
関数Starを使えば、簡単に星形の図形を描くことができます。
var star = new Kinetic.Star({
numPoints:5,
outerRadius:40,
innerRadius:25,
x:200,
y:50,
fill:"yellow",
stroke:"black"
});
このサンプルコードでは角は5つ、凸部分の半径は40px、凹部分の半径は25pxという設定です。
その他にも、パスを指定して複雑な図形も描けるようです。
また、これらの図形は組み合わせて描写することもできるので、がんばれば簡易的なグラフィックWebアプリなんてのも作れそうですね。
というより、既にありそう。
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