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濁点の全角カナは2つある

フルFlashとDBサーバとを連携させた動的コンテンツを構築したときの話です。
カタカナの「グ」の濁点がずれて表示されるとの連絡を受けました。確かにFlash画面を見てみるとカタカナの濁点がズレて表示されています。

そんなことが起こりうるだろうかと、私のほうでシステム管理画面から「グ」を入力したところ、濁点がずれることもなく、Flash側では問題なく表示されていました。

その旨を相手に伝えたのですが、またしばらくすると、どうしてもカタカナの濁点がずれて表示されるということ。

何度もやりとりをした結果、どうも相手のある端末から入力すると問題が発生するようでした。あまりITに強い方ではなかったのですが、得られた情報としては、とにかく古いMacマシンを使っていたようです。

その情報を元にいろいろと調べていたのですが、一つ気になる記事を発見しました。
あんのたんのブログ : 2種類の「濁点付き全角カナ」 – livedoor Blog(ブログ)

どうもUTF-8の濁点の全角カナには、文字コードの異なる2種類の文字があるようです。一つは現在でも日常的に使われているのですが、もう一方は一部の古いApple端末で利用されていたようです。

その「古いMacマシン」では、後者の文字コードで入力していたんですね。もちろん、入力時にはズレる事はないので気がつかないようですが、後に他の端末でFlashを確認すると濁点がズレて表示されてしまいます。
ちなみに、試しに私の知る限りの知人が所有するiMac、Mac Book、iPhone、その他端末から同システムに入力してもらったのですが、一切問題は発生しませんでした。

今回の件は、Webで参考となる類似記事もほとんど見つけられないようなレアケースのようです。ただ、実際にあるお方の「古いMacマシン」からだと100%再現できたので、無視もできない問題だなと思いました。

また、機会があれば詳細に調査してみたいと思います。

B!

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