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WindowsXPにbindを入れる

現場では、案件が次から次へと移り変わり、仮想的にローカルにwebサーバをどんどん立ち上げていたのですが、そのたびにhostsを書き換えるのがめんどうで。。。
おもいきってDNSサーバを立ち上げることにしました。

まあbindのインストールと設定ぐらいは、検索すればいくつも見つかるし、そこまで難しいことではなかったのですが、いかんせん、WindowsXPで運用するとなると、不具合がちらほらと。

以下、そのあたりのメモ。

サービスから「ISC BIND」が起動できない

いざ、サービスを起動しようとすると、「エラー1067:プロセスを途中で強制終了しました。」が発生する。
bindが触るファイルにたいしては「named」ユーザに権限を与えなければいけません。
WindowsXPは共有セキュリティ設定で、ユーザに権限を与えることができます。

①標準では、セキュリティの設定が行えないようになっているので、「エクスプローラ」→「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」で「簡易ファイルの共有を使用する(推奨)」のチェックを外します。するとセキュリティの項目が表示されるんです。
②権限を与えたいディレクトリを右クリックし、「プロパティ」→「セキュリティ」からユーザ「named」を追加してアクセス許可を付加します。

他のローカル端末からDNSサーバに接続できない

無事、DNSサーバを立ち上げることができましたが、他のローカル端末でDNSサーバを設定しても、名前解決できません。
これは恐らくファイアウォールが原因です。
サーバ側で、「Windowsファイアウォール」→「例外」から「ポート番号:53」の「UDP」を追加してあげましょう。

これにて解決!
よかったよかった。。。

B!

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