アフェリエイトサービス「リンクシェア」のWebサービスを利用してみました

Web技術者の誰もが、一度はアフェリエイトのチャレンジした経験があるかと思います。私もその１人です。
当時はA8.net、リンクシェア、バリューコマースなどのサービスが主流でした。

ただその管理作業がすごくめんどくさかったです。
サービスから自分のサイトに合ったプログラムを探して、そのコードをコピペで貼る事の繰り返し。ある程度サイトボリュームがあると、利益が出る前に、作業量が多すぎて管理・運営を断念せざるを得ません。

自身で管理システムでも作ればよいかもしれませんが、どうせなら、アフェリエイトサービス側で利便性を向上してくれないかと、その頃は勝手にそのように思っていました。

久しぶりにリンクシェアのサイトをのぞいてみたら、APIが公開されているではないですか。（今更と言われるかもしれませんが。。。）しかも社名が「Rakuten LINKSHARE」になっている。
Rakuten LINKSHARE

さて、早速ですがアフェリエイトのAPIの使い勝手を試してみました。

APIを利用するためにアカウントが必要

まずは、当然ですがリンクシェアのアカウントを持っていることが前提です。
こちらの方法については割愛します。

ちなみにリンクシェアのアカウント取得は無料で、さらに、API利用についても無料だそうです。

Webサービスの種類

利用するサービスの種類ですが、現在、APIでは以下の3つのサービスが公開されているようです。

リンクジェネレーター	紹介したい商品のURLからアフェリエイトコードを取得する
セール＆クーポンサーチ	提携企業からクーポンやお得な情報を取得する
クロスオーバーサーチ	提携企業から商品を検索できる

今回は、「クロスオーバーサーチ」を試してみたいと思います。

トークン情報を取得する

リンクシェアWebサービスを利用するには、アカウントが発行する「トークン」が必要になります。

アカウントでログインし、メニューの「リンク」→「Webサービス」→「このサイトアカウントのトークン」にある「トークンの更新」ボタンを押して、トークン情報を取得します。トークンは64バイトの文字列です。

「クロスオーバーサーチ」APIにリクエストを発行してみる

クロスオーバーサーチについては、提携企業から商品を検索する機能なので、いくつかの企業と既に提携していることが前提になります。
提携については、よほどの事がない限り、申請すれば企業から承認されるはずですので、目的に応じて複数の企業と結んでおきましょう。ここでは具体的な手順は割愛します。

さて、実際にリクエストを投げてみます。

http://productsearch.linksynergy.com/productsearch?token=（トークン）&keyword=%22サッカー%22

（トークン）には先ほど取得した文字列をセットします。キーワードでは提携会社の扱う商品に合わせて任意で設定します。

そうすると、xml形式で結果が返ってきました！すばらしい！

<result>
<script/>
<TotalMatches>31</TotalMatches>
<TotalPages>2</TotalPages>
<PageNumber>1</PageNumber>
<item>
<mid>2563</mid>
<merchantname>ニッセン</merchantname>
<linkid>276728</linkid>
<createdon>2012-10-16/00:21:30</createdon>
<sku>006674502</sku>
<productname>アディダスサッカーパンツ</productname>
<category>
<primary>スポーツ</primary>
<secondary>サッカー~~ジュニア~~トレーニングウエア</secondary>
</category>
<price currency="JPY">3045</price>
<upccode/>
<description>
<short>はっ水加工を施したアディダスサッカーパンツ！</short>
<long>
はっ水加工を施した、アディダスサッカーパンツ。ユニフォームやソックスに合せやすいベーシックカラーを揃えました。ウエストは総ゴム・内ヒモ入りでジャスト調節ＯＫ。
</long>
...

さて、後はAPI仕様を熟知し、いかに工夫してシステムに組み込むかですね。

ちなみに、API仕様については、以下のページでPDF形式で公開されています。
リンクシェア お問い合わせ FAQ